夢かうつつか 寝てか覚めてか

変わらない世界を嘆くかわりに彼女は走った

だらだら語る

【このページは映画『図書館戦争 THE LAST MISSION』の内容に触れています。ネタバレがお嫌な方は読むことをお控えください。】









さあ!鳥頭な檸檬はもう語れるほどの記憶を持っていない!しかし図書館戦争についてはまだまだ語りたい!ってことで思いついたシーンについて呟いていくので順序もばらばら。ツイッターでやれよ、って思われるかもしれないけど、一回目見たときの感想が埋もれるのは嫌なんだもん!私のブログだ!好きに語らせろ!
(はやくも謎テンション)

はじまりかた

あのはじまり方ズルいですよね。いきなり画面が乱れたかと思ったら「ピーッ」って音と共に「検閲対象」って出てくるの。かっけぇ何だあれしびれる。劇場版アニメである革命のつばさを観たときにも思ったんだけど公式のセンス高すぎる。惚れる。

格闘訓練

手塚と郁の格闘訓練。
前作を観たときは郁の動きが私のイメージしていた動きとは違ってうーんって思ったところもあったんだけど、今回は格段に上手くなっててびっくりした。訓練のリアルさがこっちにまで伝わってきておぉっ!って声挙げそうになりましたもん…。

で、手塚にヘッドロックかましてる郁を後ろから襲う教官に笑う(笑)「ありがとうございます」って近づいてくる手塚を腕一本で転がしててもっと笑う。堂上班仲良すぎ。

この時の「敵は一人とは限らんぞ」って台詞が後の良化隊との抗争の時に活きてくるので泣くんですけどね。笑えるシーンまで泣かせにくるってどういうことや、公式のセンス高すぎる(二回目)

イケメン兄弟

手塚家のDNAは本気で恐ろしい。
容姿端麗、頭脳明晰。
それが二人も揃って。手塚家の教育ってどんなものだったんですかね。

っていうのはさておき、二人の電話のシーン。
ドラマ『図書館戦争 BOOK OF MEMORIES』で光が兄の慧に向かって非通知で掛けてくんなっていう場面があったんですが、映画では非通知設定になってなくて、あっ繋がってる…!となんか嬉しくなる。そしてここが萌えポイント。兄の慧は光のことを『手塚 光』と携帯に登録しているのに対し、光は慧を『慧』と登録しています。いいよアイツ(兄)の話は、とか郁たちに言っておきながらも慧を嫌いになれない光好きです…。「父親が図書館協会会長だから。親類が皆図書隊員だから。尊敬する兄は図書隊のエリートだったから。」って慧の言葉にグッてなる光も好きよ。

これ打ち込みながら思ったんですが、手塚と柴崎がくっついた場合、手塚の携帯には柴崎は『麻子』として登録されるんですかね?萌えるわそれ…。

話は手塚兄弟に戻しまして、光と慧が対峙するシーン。もうここにくるまでの諸々のシーンで私の涙は止まることを知らないんですが、慧の「生意気な弟は嫌いだよ」の言葉にさとしぃぃぃぃと涙が洪水状態。松坂桃李さんは本当に良い仕事をしてくださった(合掌)

お好み焼き

戦いの最中にお好み焼きの話をする堂上と郁、というのを番宣か何かで聞いて何だそれ緊迫感無くね…?とか思ってたんだけどここのシーンすら泣いた。公式のセンス高すぎる(n回目)

「最後に父親の作るお好み焼きを食べたのはいつだったか」って堂上の言葉がまるで死ぬんじゃないか、っていう穏やかさを含んでて泣く。

「お好み焼きに納豆入れると美味しいですよねぇ」

この郁の台詞で少し死の気配が払拭されてよかった。

「ありえん、豚玉一択だ」

教官のお父さんは関西ですもんね~(*´∇`*)私は肉玉そば一択です!って思いながら観てた。広島県民にとってはお好み焼き注文の際は肉玉そばシングル一枚って注文するのが通常だったりするんですが、他県民にとってはこれ謎の呪文だったりする?

脱線した。戻します。

「マヨネーズは?」

「許可してやる」

ここが戦いの中では最初で最後の心を穏やかに出来るシーンで本当に泣けましたね…。

堂上最強説

なんなんあれ。強すぎて訳分からんわ(急に投げやり)

いや、そのくらい動きが優秀すぎて途中で堂上はこの世に極秘で投入された戦闘ロボットなんじゃないかと思ったり…(は、流石にしていません。)

1より確実にパワーアップしてましたよね。
あれを吹き替えなしでやってんだから岡田准一の身体能力ってどうなってるんだろう。

今回の映画では堂上を『王子様』から、より生身の人間に感じられるようにしたと岡田さんは仰ってましたが、確かに戦い方は前作より泥臭かった。

音も立てずに良化隊を気絶させるシーンとか、動き早すぎて若干観客は呆気にとられてましたけどね。

あと、バッサバッサ良化隊を倒して行くだけなら誰が作っても同じ堂上になるだろうなと思ったけど、それだけで終わらない佐藤監督の『図書館戦争

まさか倒した良化隊から無線奪うとは思わないじゃないですか!!!まさか倒した良化隊から閃光発音筒(だと思われる)を奪うとは思わないじゃないですか!!!

とっさに判断できる堂上に恐ろしくなるし、それを的確な場面で使う堂上は絶対敵に回したくない。

堂上・小牧のバディぶり

郁を庇うことを考えた結果、図書隊が撤退する際に取り残されてしまった堂上と郁。
合流する際に小牧に連絡するのがよかった。

「合図したら援護を頼む」

「何をする気だ?」

「耳塞いどけ」

「了解」

厳しい戦いの最中でもこの二人は軽口叩くじゃないですか。その雰囲気がもう好き。

それと共感してくれる人いるって絶対信じてるけど、田中圭さん演じる小牧の「了解」がすごく好きなんですよ。「りょーかい」って軽さ出してくる感じから、あくまで堂上を信じてるってのが伝わってきて本当好き。

そして堂上、郁が図書館を出て『図書館法規要覧』を美術館に届けるってなった時に、堂上が小牧に無線を渡す場面。ぱっと渡された時にすぐに何かを察する小牧、優秀。好き。流石図書大首席卒。

ここで敵なんだけど、良化隊の心配したよね。二回も図書隊の情報撹乱に惑わされてて大丈夫?って。良化隊には無線通信する際のルールとかないのか。



今回の感想はこんな感じかなぁ。また追加したいことあったら編集し直します。